造園工事の目的

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造園の目的は様々ですが、単に植栽の見栄えを良くすることだけが本来の目的ではありません。まず、どんな庭園を造りたいのかを明確にイメージしましょう。

建て替えやリフォーム時に行う造園工事

家の建て替えやリフォームに合わせて新たに庭造りを考える方も多いようです。単純に草花を楽しみたい場合は花壇を設けるだけでもお庭の雰囲気がガラッと変わります。ただ、もっと本格的な庭造りがしたいという場合はデザインや設計が必要になりますし、土木工事など大掛かりな工事を伴うことも少なくありませんので、造園業者に依頼するのが一番です。

公園や緑地の造園工事

洪水は豪雨が引き金で起こりますが、じつは原因はそれだけではありません。雨は地表に染み込んだり、地面を枝分かれしながら、最も低い場所に集まって来た分が川の流れになるのです。河川のまわりの森林が宅地開発され、雨のほとんどが短期的に川に流れ込むことも、氾濫を招く一因です。今後の河川工事としては、河川の形状だけではなく、周囲の土地開発なども合わせて考えていく必要があるとされています。

マンションなどの緑地管理

近年はマンションや商業施設などの造園工事の需要が高まっています。特に多くの人が行き交うオープンスペースは、常に快適で爽やかな環境であることが求められます。また、オープンスペースのデザインや環境は、建物の印象をも大きく左右する空間です。植栽や芝生の管理など、造園業者に対するニーズが年々増しています。

公園墓地の造園工事

広大な敷地に緑が溢れる公園墓地では、樹木の管理に造園業者の存在が欠かせません。そのほかにも、芝生墓所の改修や園路の整備なども造園業者の大切な仕事となっています。
造園を考える際のポイント
造園を考える前にまず押えておかなければいけないポイントは、造園する土地の土壌や環境などをよく知っておくことです。その上で庭造りのテーマを決めて、その土地や環境に最適な植物を選ぶことが大切です。また、庭のデザインを考える際も、周囲の景観に調和するような工夫を施して設計することも重要です。

空間の使い方を工夫する

狭い土地でも上手く工夫することで実際よりも広い空間に見せることができます。植栽やアイテムの配置を工夫したり、ちょっとしたアクセントを加えることで空間に立体感が生まれます。また、周囲の景観とのバランスを考えることも大切です。

アイテムで変化をつける

単に植物を植えただけの庭園ではアクセントに欠けてしまいます。和風なら庭石や砂利、灯篭など、洋風ならラティスやウッドデッキなどのアイテムを加えて、庭に変化をつけると良いでしょう。庭を利用する人が楽しく憩える空間を造ることこそ、造園の最大の目的であることを忘れないように心掛けましょう。

四季を堪能できる庭にする

庭園において植物の存在が主役であることは言うまでもありません。しかし、一年中同じ植物だけしか見られない庭では飽きてしまいます。そこで、常緑樹のほかに季節ごとの植物もそれぞれ植えておけば、一年を通していつでも四季折々の草花を楽しむことができます。

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